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脱煙機能付き喫煙ブース
喫煙ブースから室内に排気した空気が臭わない(タバコ臭を強力脱臭)オフィスビル・事務所内での使用を実現した喫煙ブース!
タバコの臭いを出さない(強力脱臭)ため、ワークブースと並べて設置できる喫煙ブースです。シガーPOT(たばこ用脱臭脱煙装置)とQポット(換気脱臭装置)の組み合わせにより、改正健康増進法のあらたな技術基準をクリアした喫煙ブースです。諦めていたタバコ臭を劇的に解消でき、吸う人と吸わない人の快適な共存環境を確保。環境にも配慮した活性炭を使うことでSDG’sにも配慮した取り組みが可能になります。
「住宅用下方放出型自動消火装置」標準装備 (特例申請により、これにより、ブース内へのスプリンクラーヘッドや、感知器の設置が免除されます。)
標準仕様書
1人向けSSサイズ
1人~2人向けSサイズ
3人~4人向けSWサイズ
4人~5人向けLサイズ
従来の喫煙室用 空気清浄機では実現不可能!
ワンパスで脱臭・有害物質を除去できるのは、活性炭だけ。
当製品のTVOC除去率、出入口の風速、浮遊粉塵濃度について資料をお送りいたします。ご希望の方はお問い合わせください。
※「住宅用下方放出型自動消火装置」標準装備 (特例申請により、これにより、ブース内へのスプリンクラーヘッドや、感知器の設置が免除されます。)
換気・脱臭装置「Qポット」とは
2020年4月より施行された改正健康増進法において、たばこは喫煙室で吸う事がこれまでの努力義務から義務となりました。
そして施設の区分や事業の類型、場所ごとに禁煙区域や各種喫煙室の設置が明文化され、既に設置済みの多くの喫煙室(喫煙専用室)においても、受動喫煙防止対策として新たな技術的基準に準拠させていこうとする動きが加速されています。
喫煙専用室の技術的基準(健康増進法施行規則第16条)は次の3点です。
①壁や天井等によって区画されたものである事
②喫煙室内のたばこ煙の混じった空気は屋外排気とする事
③その排気量は、出入口において喫煙室外から喫煙室内に流入する空気の気流速度が0.2m毎秒以上である事
上記に伴い、これまでの浮遊粉じん濃度基準や一酸化炭素濃度基準は撤廃され、これまで喫煙室内に設置されていた循環型の空気清浄機や脱臭装置の必要性は無くなりました。
また新たに喫煙室を設置する際、上記基準の②屋外排気や③出入口での-0.2m毎秒以上をクリアするために設備工事が必要となる場合、建物所有者の許可や多額の工事費用など、喫煙管理権原者の責めに帰することが出来ない事由で喫煙室が設置できない場合、経過措置として所定の技術的基準を満たす喫煙ブース(脱煙機能付き喫煙ブース)であれば、部屋の中に設置することが認められることとなりました。
「脱煙機能付き喫煙ブース」の技術的基準は次の3点です。
①ブースから排出された気体に含む総揮発性有機化合物(TVOC)の除去率が95%以上である事
②ブースより排出される気体における浮遊粉じんの量が0.015mg/㎥以下である事
③出入口において、ブース外からブース内への空気の気流速度が0.2m毎秒以上である事
「Qポット」の開発目的
換気・脱臭装置「Qポット」は、従来型の活性炭脱臭装置「シガーPOT」だけではTVOCの95%除去がクリア出来ない為(風量5㎥/minにおける臭気除去率87%)、この脱臭装置からの排気を同レベルの脱臭能力を持つ装置に吸引させることによって除去率95%以上をクリアすべく、開発した活性炭脱臭装置です。(実用新案登録 第3222280号, 第3228409号)
この2種類の活性炭脱臭装置を専用ブース内に組み込むことにより、排気基準をクリアできる「脱煙機能付き喫煙ブース」が実現できます。
※1~2人用の小型の喫煙ブースの場合は、煙の量が少ないため、性能試験を行った結果、「Qポット」だけで技術的基準値をクリアすることがわかりました。
「Qポット」の喫煙専用室への適用
喫煙室においては、従来より「出入口において室外から室内に流入する空気の気流が0.2m毎秒以上あること」が推奨されてきたため、一般的に部屋の天井排気ファンを増強した喫煙室が多く存在しております。 しかしそれでも喫煙室内の臭いは無くならず、人の出入りに伴って周辺に臭いが漂っていたり、3次喫煙を誘発しているケースが多々あります。
この原因として考えられる事は、喫煙室内は給気やエアコン、循環型の喫煙用空気清浄機等で乱流状態にあり、非常に軽いガス状物質のたばこ臭気は部屋中に拡散してしまい、一部は部屋の隅や床面近くに滞留してしまい、天井や部屋の上部に取り付けた換気扇では排出しきれないのだと思われます。
この現象を解消するため、「Qポット」を床に置き、部屋の隅や下部に“よどん”でいる臭気を吸引させ、取り付けた煙突で換気扇近くに放出させれば優先的に浄化された空気を屋外に排出することができます。 広い部屋に対しては「Qポット」を複数台置き、新たな気流を作り出すことで、“よどん”だ空気を効率よく屋外に吐き出し、喫煙室内の換気を促進させることができます。
「Qポット」の利便性
1. 置くだけ → ダクト工事不要
2. 小型 → どこにでも置ける、場所を取らない、局所に配置できる
3. 省エネ → 消費電力 30W/台
4. 人感センサー → 無人後最大40分で停止(時間調整ツマミ付)、連続運転も可
5. 自己消火式吸殻入れ付き丸型テーブル → 灰や吸い殻をまき散らさない
6. 分散設置 → 広い空間に対応可、ダクト配管不要
7. 連結運転 → 最大6台同時に起動・停止、コンセントは1ヶ所で可
8. メンテナンス → 活性炭カートリッジの交換は年1回でOK
「Qポット」の活用
1. 換気の促進 → 部屋の中の“よどん”だ空気を強制排気し換気を促進させる
2. 臭いの除去 → いやな臭いを活性炭の吸着力によってワンパスで除去する
3. 有害ガスの除去 → 活性炭の吸着力によって有害ガスの濃度を基準内に下げる
4. 粉塵の除去 → HEPAフィルター取付けることで粉塵を除去する
「Qポット」の適用場所
1. 空気質の改善
・脱臭 (喫煙室 脱煙機能付き喫煙ブース 屋外喫煙所 調理室 食品倉庫 更衣室 おむつ室 カビ臭い部屋 クツ置場 ゴミ置場 骨董品展示場 実験動物室 等)
・有害ガスの除去 (印刷工場 フィルム倉庫 塗装工場 化学実験室 解剖準備室 等) 2. 感染症対策 ・換気促進 (保育園 幼稚園 専門学校 避難所 商業施設 娯楽施設 介護施設 クリニック 等)
「Qポット」に使用する活性炭
「Qポット」のステンレス製カートリッジ(外形φ350×500H or φ300×500H)の中には、通常の活性炭に比べ比表面積30%以上の吸着能力の大きい、新開発のVOC用高性能ヤシ殻破砕炭(v-DAC)を採用しております。
メンテナンス
「Qポット」のメンテナンス頻度は、フィルター関連が2回/年、活性炭の交換が1回/年です。
これはフィルターや活性炭の目詰まりによって処理風量が減少するのを防ぐためです。
活性炭の交換作業は、使用済み活性炭入りカートリッジを取り外し、新しい活性炭入りカートリッジと入れ替えるだけですので簡単です。
使用済みヤシ殻活性炭は、工場に送り、カートリッジから抜き取り、再生処理を行うことで新たな用途に活用することができますので、環境に優しいサステナブルな素材であると言えます。
Qポット使用動画
※吸引の様子をわかりやすくするためにドライアイスを置いています。
たばこ煙は、ガス状物質と粒子状物質で構成され、約4000もの化学物質の97%はガス相に存在しています。当社製品は、粒子状はもちろん、ガス状物質の除去にも重点をおいています。
受動喫煙防止への対応を考えるとき、2つの観点があります。一つは法令遵守。改正健康増進法や各都道府県の条例に従う必要があります。もう一つは、労働環境の改善です。環境を改善することにより、人材を定着させるための投資の観点です。
1.受動喫煙対策に関する改正健康増進法、各都道府県条例
受動喫煙対策のためのガイドラインを発表
厚生労働省は受動喫煙対策として、「喫煙専用室における たばこの煙の流出を防止するための技術的基準」と、それに対する「経過措置」を発表しています。
[技術的基準]
●出入口において、室外から室内に流入する空気の気流が、0.2m毎秒以上であること
●壁、天井等によって区画されていること
●屋外排気
[技術的基準に関する経過措置]
●総揮発性有機化合物(TVOC)の除去率が95%以上であること
●室外に排出される空気における浮遊粉じんの量が0.015mg/㎥以下であること
(出入口においては、室外から室内に流入する空気の気流が、0.2m毎秒以上になるように工夫が必要)
出典: 厚生労働省健康局長『「健康増進法の一部を改正する法律」の施行について』平成31年2月22日
この基準は、どの程度厳しいものでしょうか?
[ 技術的基準 ] を満たすためには、排気設備の改善を必要とし、ビルオーナーの許可が必要なため、企業の責任者の範囲で実行できないことがあります。
「室外から室内に流入する気流が、0.2m毎秒以上」ということは、喫煙室内から喫煙室内の空気を外に排気する設備が必要となります。この技術的基準では、屋外に喫煙室内の空気を排気する限りは、VOCを除去しなくても良いという意味でもあります。(しかしそれでは、本来の受動喫煙の目的に沿っていないと当社は考えておりますが…)
企業の責任範囲内で対応できるよう、この技術的基準に関する経過措置も発表されており、喫煙室または喫煙ブースは、いずれかの基準を満たす必要があります。
[ 技術的基準に関する経過措置 ] では、TVOCを95%以上除去しなければならない。
経過措置の基準では、排気する空気の有害物質を除去できれば室外に喫煙室内の空気を排気して良いこととなっています。ここで注意したいのは「室外」とは建物外を意味しているのではなく「喫煙室外」、つまり「室内(喫煙室以外の部屋)」を意味しています。つまり、建物外に排気できない場合は、室内に排気しても良いけれど、十分安全にしてから排気しましょう、という趣旨です。
上記は、臭い物質の粒径と、フィルター、活性炭の除去範囲を示したものです。たばこの煙には、煙そのものと、もっと微細なガス状物質があります。そしてなど有害物質は、ガス状物質に含まれます。この0.05μm以下の粒径物質は、活性炭でないと除去できません。当社の喫煙対策製品は、たばこの煙にはフィルターで対応し、ガス状物質には活性炭(特許保有活性炭)で除去するデュアルシステムです。
2.労働環境改善の観点
昨今、労働環境の改善も企業としては、大きなテーマの一つとなっています。人材不足の中、積極的な労働環境の改善は、コスト(単なる経費)ではなく、投資(それによって人材が長く会社に定着する)と考える必要があります。
「喫煙室の臭いが外まで漏れてしまう」「長年使用してきた喫煙室にタバコの臭いがこびりついて取れない」なども、ご相談ください。クリーンな職場づくりのご提案をさせていただきます。
脱煙機能付き喫煙ブース「シガーProX」は空気清浄機ではありません。
「シガーProX」は、専用喫煙ブースと2つの脱臭機器〔タバコ煙除去用活性炭装置「シガーPOT」、排気脱臭装置「Qポット」〕で構成するブース一体型喫煙装置(脱煙機能付き喫煙ブース)です。 ブース内のタバコ煙は、2台の活性炭装置で浄化した後、ブースの天井から外に排気されます。2つの脱臭機器の相乗効果により、ブースの天井から排気される空気は臭いません。 喫煙室用の空気清浄機と活性炭脱臭装置の違いとは?
1.たばこの臭気(発がん性物質を含む)を90%以上除去。
2台の脱臭装置が、フィルターと活性炭のデュアルシステムで、たばこの臭気(発がん性物質を含む)を90%以上除去。喫煙ブースから排気される空気の臭いはほとんどありません。
活性炭脱臭装置「シガーPOT」と「Qポット」でワンパス※でガス状物質を吸着します。
※気体が一度通過することで処理されること
2.活性炭の脱臭能力は、たばこの本数に換算すると47,000本以上
活性炭の脱臭能力はその重量に比例します。「シガーPro」及び「Qポット」に内臓されている活性炭の重量は各々約20kgです。たばこの本数に換算すると、47,000本以上の環境タバコ煙(ETS)を吸着・捕捉することができます。
活性炭の交換は、提携先の活性炭工場で行いますので、活性炭の廃棄費用はかかりません。 メンテナンス作業は、使用済みの円筒形カートリッジと新しい活性炭が入った円筒系カートリッジを交換するだけですので、作業時間が短く、喫煙室の中が炭で汚れることはありません。
活性炭はVOCを除去する技術として効果が認められています。
3.安価・小型なのに高い消臭効果
活性炭の吸着能力は、ガス状物質の通過速度と接触時間によって大幅に差が出ます。通過速度はより遅く、接触時間はより長い方が脱臭効果は高くなりますが、活性炭の量が増えるため、装置も大型になります。脱煙機能付き喫煙ブース「シガーProX」では独自開発の円筒形カートリッジ(SUS製)を用いることにより、小型なのに高い脱臭性能を実現しています。
「シガーPOT」の下部からの排気を更に排気脱臭装置「Qポット」に 吸引させることで、脱臭効率90%以上の効果が得られます。 この結果、天井から出る排気の臭いはほとんど感じられません。
4.油性のニコチン除去に適するヤニ取りフィルターを使用
「シガーProX」で使用している粒子状物質除去用のフィルターは空気洗浄機で使用されているプレフィルターではなく、油性のニコチン除去に適するヤニ取りフィルター(除去率86%のガラス繊維)を2枚使用し、活性炭の延命も図っております。 また粒子状物質の除去にはさらにHEPAフィルターを使用しております。
5.「一人用灰皿」と「吸い殻入れ」のセットでご用意しています
「シガーProX」は、タバコ煙(特に副流煙)の拡散を防ぐために、できるだけ装置のそばで喫煙してもらえるよう、装置に一人用灰皿(SUS製)と吸い殻入れを簡単に取り付けられるようにしてあります。 吸い殻入れには約300本/個の吸い殻が入りますが、すみやかに火が消える自己消化式になっています。
6.ブース内及び周辺への臭気をミニマムに抑えられる
狭いブース内で喫煙を行う場合は強制排気が必要となりますが、「かんたんダッシュ シガーPOT」からの排気をさらに連動して稼働する排気脱臭装置「Qポット」を通過させて天井に排気することで、ブース内及び周辺への臭気をミニマムに抑えることができます。
既存の喫煙室で臭い対策にお困りの企業様向けに、ブースなしタイプもございます。2台の喫煙室用 脱臭装置(空気清浄機ではありません)を喫煙室に置くだけで臭い対策に。お問い合わせください。
7.喫煙ブースタイプと、現在の喫煙室に設置するブースなしタイプ
シガーProX(活性炭を使用した脱煙機能付き喫煙ブース) ラインナップ
● 2~3人用喫煙ブース
● 4~5人用喫煙ブース
● ブースなしタイプ (既存の喫煙室に設置可能)その他、お客様の仕様に合わせてご提案いたします。価格を他社と比較して安価でご提供できますので、価格、仕様については、お問い合わせください。
「シガーProX」の導入効果
「環境タバコ煙」は、4000もの化学物質から構成されており、その粒径の大きさからガス相(ガス状物質)と粒子相(粒子状物質)に分けられますが、その大部分(96.7%)がガス状物質で、この中にアルデヒド類やアミン類等のような悪臭物質、ピリジンやニトロソアミン等のような発がん性物質、ニコチン等のような毒性物質が含まれております。
これらのガス状物質を喫煙室内で出来るだけ除去し、周囲のたばこを吸わない人に嫌な思いをさせないようにする、この考えのもとに開発されたのが「シガーProX」です。
タバコ煙除去用活性炭装置「シガーPOT」は、粒子径0.2μm~0.3μm以上の物質(3.3%)はフィルターで、それ以下のガス状物質は「特殊活性炭(特許)」に瞬時に吸着・捕捉させ除去します。 「シガーPOT」の入口と出口でのタバコ煙の臭気を認定機関で計測した結果、臭気除去率は、風量5㎥/minにおいて85%(臭気濃度 入口320 → 出口50)でした。 「シガーProX」は、さらにこの排気を、同じ吸着能力を持つ排気脱臭装置「Qポット」を通過させることで、発がん性物質を含むタバコの臭気を90%以上除去した空気をブース外へ排出します。
一般オフィス、飲食店、バー、喫茶店、工場など、あらゆる場面でご利用いただけます。コンパクトかつ低価格ながらも、高い脱臭機能を実現しています。当製品のTVOC除去率、出入口の風速、浮遊粉塵濃度について資料をお送りいたします。ご希望の方はお問い合わせください。